ここ数年、12月に雪が降らず、「ホワイトクリスマス」にならなかったスウェーデンですが、今年は降りました!
本日の朝の気温は、マイナス12度。一面の銀世界です。空気中の水分も凍って、なんとなくキラキラしています。う~ん、これこそ北欧・・・。とてもきれいです。
車にもたっぷり雪が積もってます・・・。
先日も写真を載せましたが、旧市街のクリスマスマーケットの様子。雪が積もるととっても雰囲気がでるのですが、、、売ってる人は寒そうですね~~。
スウェーデンのクリスマスデ���レーションは、アメリカや日本のものに比べるととってもシンプルです。デコレーションの電飾も、基本的には1色だし。
「ちょっと寂しい」という人もいるかもしれませんが、クリスマスをお祭り騒ぎだけにするのではなく、しっかり伝統も守っているところがスウェーデンらしくて素敵だなと思います。
God Jul och Gott Nytt Ar!!
(スウェーデン語のクリスマスの定番挨拶です。「メリークリスマス、そしてよいお年を!)
いよいよ12月ですね!
1年の最終月、クリスマスの月です。毎年恒例、12月になると街のあちこちでクリスマスマーケットが開かれます。
伝統的な赤い色の壁の小さな小屋が並びます。これは、旧市街のクリスマスマーケットの様子。
おいしそうな食べ物も並びます。
この三つ又���分かれたユニークな形のキャンドルは、ハンドメイドでしか作ることができない貴重なものです。
思わず駆け寄りたくなるような、まるでお菓子の家。
クリスマスに必要な食材を買い込んだり、またプレゼントのアイテムを探したり・・・。クリスマスマーケットに来る人たちの目的は様々ですが、ここにくると誰もがうきうきとした楽しい気分になるようです。
まだ雪は積もっていないストックホルムですが・・・。今年はホワイトクリスマスに、なるのかな??
気がついたら、11月に突入していました・・・。
まずは、9月のギフトショー、たくさんのご来場、心より御礼申し上げます。
台風や、新型インフルエンザの影響で、ギフトショー全体の来場者数は例年よりやや少なかったとのことですが、私どものブースは大変ご盛況頂ました。
お忙しい中、ブースにお立ち寄りいただきました皆様、本当にありがとうございました。
私個人は、残念ながら今回諸々の都合にてギフトショーにあわせて日本に行くことができませんでした。なかなか直接お会いすることのできないお取引先の皆様とお会いできるのをいつも楽しみにしているのですが、残念でした。
また、次の機会を楽しみにしています。
秋も深まるストックホルム。つい先週は、↓こんな秋の風景でした。
スウェーデンの紅葉は、『黄色』のイメージ。たくさんある、白樺が、黄色に紅葉するからでしょうか。
きれいだな~~・・・と思っていたら、今日はなんと、『吹雪』。
初雪です。
う~ん、いよいよ冬の足音が聞こえてきました。
日照時間が短くなりつつある今日この頃、すでにクリスマスが待ち遠しくなってきました。
日本もだいぶ寒くなっているとか。皆さんも、風邪を引かないようにご注意くださいね!
**クリスマスシーズンを控え、メーカー品切れなども増えています。納期にはぜひ余裕を持ってご注文をご検討くださいませ**
先週、『ストックホルム・カルチャーフェスティバル』が開催されました。
ストックホルム最大の文化イベントで、音楽あり、パフォーマンスあり、食あり、���術ありなどなど・・・・。もりだくさんなイベントでした。
場所は、地下鉄中央駅の前の広場を中心に行われました。
白いテントは、食べ物や雑貨などを売っているブース。天気も良く、観光客も多いこの時期で、とってもにぎわっていました。
印象的だったのは、音楽や派手なパフォーマンスだけでなく、↓のような『本の貸し出しコーナー』や、『編み物カフェ』という、静かなコーナーもあったこと。『カルチャー』というと、派手なものをイメージしがちですが、もちろん、別にそれだけではないですよね。
そして私が魅了されたのはやっぱり物販コーナー。アーティストの方たちが、手作りの作品を即売していました。『商品』としてはまだまだ未完成な部分もありますが、そのリアルな感じがとっても魅力的でした!
『グローベン』、スウェーデン語で『地球』という意味のこの建物は、日本で言う東京ドームのようなものです。
スウェーデンで大きなスポーツイベントや有名人のコンサート、というと一番なのは、このグローベン。つい先日は、あのブリトニー・スピアーズが来瑞コンサートを行いました。
写真提供:ウィキペディア
かな~り見えずらいのですが、この写真の矢印のところをよ~く見ると・・・・
写真提供:ウィキペディア
なんと、小さな家が建っています。
これは今年の5月に建てられた(というか、のっけられた)もので、面積にして約12㎡、高さ3メートルの小さな小屋です。
スウェーデンを象徴する、赤い壁の小さな家。
1999年に開始した『2012年に月に家を建てよう』プロジェクトの一環で、2012年にはこれと同じ小屋を月にたてるとか・・・。 スウェーデン人は時々びっくりするようなことをします。
北欧に住んでいるというと『白夜ですか?』と言われることがよくあります。
白夜というのは、1日中太陽が沈まない状態ですが、北欧の中でもやや南に位置するストックホルムでは真夏でも白夜になる事は、実はありません。
先日、ノルウェーの『トロムソ』という島に行きました。
↑地図で見るように、ものすご~~く、北です。ストックホルムがなんだかずいぶん南に見えます。
ここでは、1年間のうち3ヶ月くらいは太陽が沈まない、白夜です。
こちら↓の写真は、夜中の1時半ごろのもの。だんだんと沈んできた太陽はこれが一番低い場所。またどんどん昇り始めます。なんとも不思議な光景。
このほか、ノルウェーは『フィヨルド』が有名。
険しい山がそのまま海になだれ込む様子は、山の少ないスウェーデンではなかなか見ることができません。土肌がむき出しの標高1500m~2000m級の山たち。
一口に『北欧』と言っても、場所が変ればずいぶんと景色が違うものです。
比べてみると、ノルウェーは『山』の国、スウェーデンは『森』の国という感じです。スウェーデンは平らで森が多い分、木を使った工芸品や雑貨、家具などが昔から多いのだなぁ・・・と、妙に納得しました。
最後に、空港で見かけたスカンジナビアン・デザインの家具。利用者が少ない田舎の空港だというのに、素敵な家具。さすが、ですね!
7月に入り、スウェーデンはすっかり『夏休みモード』になっています。
7月になると、電車や地下鉄、バスなどは『休日』の時刻表での運行。病院も、専門医などは夏休みを取ってしまって診てもらえないこともあります。 会社や工場も夏休みモードで、完全に休みか、または働いている人が極端に少なくなります。
毎年この時期になると、どうしてこの国はこんなにも休みを取るのに、先進国で経済発展を続けられるのか、、、本当に不思議になります。もちろん、真面目で効率重視のスウェーデン人は、働いている時間はとても濃いのですが・・・。
私たちディット・ダットの仕入���やデザイナーたちも7月から8月にかけては夏休みで2~3週間ほど音信普通になってしまうケースもあります。
納期など、どうぞご注意ください!
ところで先日またローゼンダール・ガーデンに行きました。
ランチの写真を取ろうと思って行ったのに、気がついたら完全に食べ終わっていました・・・。。がっくり。。
スープやサラダといったシンプルなランチメニューでしたが、元気な素材からたっぷりパワーをもらったような気がします!また近いうちに行って、その時こそ写真を撮ってきます。
名物のリンゴ園。
花やハーブを売っているエリア。
さりげない道具類も素敵です。
しばらくご無沙汰しておりました。
早いもので6月も後半に入りました。ということは、2009年も後半戦ということでしょうか・・・はやいですねぇ。
今週末は夏至祭です。
正式には19日(金)がMidsommarafton=ミッドサマー・イブ、そして翌20日がミッドサマー(夏至祭)当日。昨年のブログにも書きましたが、この祝日はスウェーデンでは12月のクリスマスと並んでとても重要な祝日です。クリスマスは『キリストの誕生日』ということで、宗教色がかなり強いものですが、夏至祭には宗教色はなく、むしろ土着の国民の日と言う感じ。
日本にいると『夏至』なんて言われてもぴんと来ませんが、この日は北半球においては1年間で一番日照時間が長い日。スウェーデン人にとってはとっても重要な日なのです。
スウェーデン人の大好きなポテトやニシンの酢漬け、ミートボールなどがこの時期の典型的な食べ物。そして、皆で集まって大いに飲んで、大いに笑って楽しい時間を過ごします。
*写真提供:IKEA
ちなみに、このミッドサマーは皆が外でピクニックなどをして過ごしたい日なのですが、過去10年間で、この日に雨が降らなかったのはなんと、1日だけ!! 何週間も前から新聞やテレビで『ミッドサマーのお天気は?』という話題が取り上げられます。
さて、今年のミッドサマーは、どうなるんでしょうか?!
ついに6月に突入しました!
ここ数日ものすごく天気がよく、暑い日が続いているストックホルムです。
『天気がよければ、ランチもお茶も絶対、外!』というのがスウェーデン人の暗黙の了解です。この日は気温は20度そこそこでしたが、日差しが強いので体感温度は30度くらいになる気がします。
夏の間にたっぷりと太陽を浴びることが、冬が長いこの国に住む人たちにとっては絶対必要なことなのです。
ところで、↑の写真。男性たちが食べているものは・・・おすしです(見えにくいのですが・・)。90年代からSUSHIがブームになり、今ではずいぶん定着しつつあります。といっても、ネタがほとんどサーモンとゆでエビしかないのが、日本人としては気になるのですが・・・。。
来週からは寒波(というのかな?)の影響で気温はまた10度前後に逆戻り、天気も悪くなってしまうそうです・・・。
私も今のうちにスウェーデン人たちに混じってたっぷり日光浴をすることとします。
先週末まで行われた、ストックホルム王立美術大学(Konstfack)の卒業展示会。
今年も行ってまいりました。
この学校は、大きく『芸術』部門と『デザイン』部門に分かれています。
外から見るとひとくくりに認識されているけれど、内部の人たちはお互いに全く違う世界にいるという認識のようです。例えばデザイン部の方に「○○さんの作品、どう思う?」と聞くと、「あー、あの人はKonst(芸術)だからね。よくわからない。」みたいな返事。
確かに、『芸術』部門の方々の作品は、とても難しい・・・。いわゆる、モダン・アートというのでしょうが、私はその深みを理解できませんでした・・・。
そして、『デザイン』部門はかなりわかりやすい作品が多いです。
「あ!これ、ほしい!」みたいに、消費者立場から見て楽しめます。
芸術部門の人たちも、デザイン部門の人たちも、きっとこれからのスカンジナビアの芸術・デザイン界で活躍する方たちがたくさんいるのでしょう。
次々とフレッシュな才能が生まれてくるのを目の当たりにするのは、ワクワクしますね!
先日スウェーデンの大手新聞「Dagens Nyheter」、略してDNにスカンジナビア航空の機内で使われているコーヒーポットのデザインが取り上げられていました。
日本からスウェーデンへはフィンランド航空と並んでこのスカンジナビア航空(SAS)が人気です。北欧への旅にこの航空会社を利用したこのとある方も多いと思います。
その機内で使われているコーヒーポットは、↓これ。見覚えがある方も、いらっしゃるのでは??
1980年代、SASがあるデザイン会社に依頼してつくったもの。
当時機内で使っていたコーヒーポットは、重く、容量も少なく、客室乗務員たちの肩や腕に負担をかけていたことを、SASの労働組合が問題視したのだ。
中に入れること��内容量を増やしたのはもちろんのこと、『肩に負担のかからないハンドル』や『ワゴンにぴったりのサイズ』『注ぎ口から液がたれない』などなど、使いやすい機能がたくさん盛り込まれています。
そして、もちろん、このデザイン!シンプルでおしゃれなこのフォルムは、スカンジナビアン・デザインを象徴するかのようです。
シンプルで実用的。使う人に優しい。
そんなキーワードが、スカンジナビアン・デザインだったなぁと、改めて教えられます。
今度SASに乗ったら、ぜひ試しに、持たせてもらいたいですね!
スウェーデンの学校は秋に始まり、夏ごろ終わる、というサイクルです。この時期は各大学で卒業論文の発表やプレゼンテーションが行われます。スウェーデン王立美術大学『コンストファック』も、来月から一般公開の卒業作品展示会が行われます。
(昨年の展示会の様子はこちら)
北欧ビンテージの王様とも言える、スティグ・リンドベリが通っていたことで有名なこの学校ですが、私たちディット・ダットで扱っている商品のデザイナーの多くも、このコンストファックに通っていたことがあります。
今年は、知り合いのプレゼンテーシ��ンに聴衆として紛れ込ませてもらうことができました!
知人の専門は家具なので、直接はディット・ダットとはつながらないのですが、作品を生み出すデザイナーの心は、あらゆるデザインに共通しているものだと思います。
プレゼンテーションは約1時間ほどで、作品の企画背景、デザイン自体に込められた意図、そして実際の作品を見ながらの説明など。その後、外部の専門家(プロの建築家、デザイナーなど)による、『批評、質疑応答』が30分ほど。作品、プレゼンテーションに対しての厳しい批判がぶつけられます。
デザイナーとして作品を生み出すときの心構え、背景、思惑、そして周りの環境の影響。このプレゼンテーションを聞かせてもらって思ったことは、
デザイナーの想いを、伝えることの大切さ。
デザインや商品を紹介する立場の人間として、少しでも正確に、デザイナーの想いや、デザインに秘められた意味を伝えることができるよう、今後も努力しようと思います。
今週末は、イースター(復活祭)です。
今日の木曜日は、「ピンクの木曜日」と呼ばれる日で多くの会社は午後は休みになります。なぜピンクなのかって??
・・・それは、スウェーデン人たちに聞いても、謎なのです。
一説では、北欧神話に登場する神様が、冬の間に色白になり、この時期にやっと顔色に血の気が戻り、ピンク色になるから・・・とか・・・・(^^;)。
ちなみに、この「ピンクの木曜日」は北欧だけにある日で、アメリカやその他のヨーロッパではイースターは金曜日から、となっています。
街はイースターのテーマカラーでもある、黄色であふれています。
「イースターの水仙」と呼ばれるラッパ水仙もあちこちで売られています。
13日の月曜日まで、復活祭のお祝いは続きます。
スティグ・リンドベリほどの知名度はありませんが、スウェーデンのデザイン界で活躍してきたデザイナーのCarl-arne Breger(カール・アルネ・ブレーゲル)氏。今年の1月に、85歳でこの世を去りました。
今週日曜日から、グスタフスベリにある『ポーセリン・ミュージアム』にて、彼の作品展が行われます。(4月5日から5月31日まで)
彼の作品で最も有名なものは、↓のようなプラスチックアイテム。
目を見張るような斬新なフォルムとカラーが、いかにも60年代の北欧プラスチック。
1953年にグスタフスベリ社にデザイナーとして採用されました。実は彼を採用したのはスティグ・リンドベリ氏なのです。その後1959年には独立し、自身のスタジオを構えますが、のちにフリーのデザイナーとしてグスタフスベリ社にもデザインを提供しています。
他にはこんな作品も彼のものです。
長きに渡るデザイナー活動、お疲れ様でした。今後も、きっと彼の作品は時代を超え、長く愛されていくことともいます。
ちなみに、奥さんのBibi Breger氏も同じくグスタフスベリ社のデザイナーさんです。
おなじみの、↓こんなアイテムが、Bibi Breger氏のデザインです!
3月29日の日曜日から、スウェーデンでは「夏時間」が始まりました!
時計の針を、1時間進めます。これまでの朝7時は8時となり、夜9時は10時となります。かなりややこしいのですが、この夏時間がはじまると、一気に日が長くなったような気がします。そして、北欧に住む誰もが待ち望む、夏へと少しずつ近づいていくのです。
まだまだ気温は日中でも5度前後ですが・・・・。太陽さえ出てくれば、気の早いスウェーデン人たちは、もうピクニック気分。本当に、自然が大好きな人たちです。
日本との時差は、7時間になりました。
昨日、3月28日夜の8時半から9時半までの1時間、『EARTH HOUR』アース・アワー)と呼ばれるイベントが世界中で行われました。
WWFがよびかけて行われている運動で、今年で3年目。
内容は、『1時間、電機を消して地地球温暖化防止を訴えましょう』というもの。
シドニーのオペラハウスとか、ローマのコロッセオとか、パリのエッフェルとか、たくさんのライトが、1時間、消えました。ストックホルムでも、 王室やドロットニングホルムなどのライトが消されました。
世界のどこにいても誰でも、参加できるこの運動。
皆さんもぜひ参加してみませんか?
スカンジナビア最大の展示会がありました。今年のテーマは、WANDERLAND STORIESということで、ポップな感じでした。
プルートプロダクトのキャンドルスペルの新しいバージョンのデザインや、アルメダールスのキッチンタオルの新デザインなども、ギフトショーには ご紹介できると思います。
ぜひお楽しみに��・
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